美容室を運営する上で、いかに利益を出すかは基本的な課題となります。ヘアストック東京から学ぶ美容室運営における利益の出し方の話し。リラックスできる空間を提供するためには、あまり効率化を進めるわけにはいかないものです。かといって利益率を考慮したサービス提供を行わなければ会社としては成り立たなくなります。この兼ね合いが非常に難しいところとなります。そこで提供する全てのサービスにおいて利益を出そうとするのではなく、たとえ赤字となっても目玉となるようなものを用意しておくことが必要となります。例えばマッサージに関する設備投資が必要だとします。そしてそのオーダーはそれほど多くはないものの、マッサージを込みで来店する顧客がいるとします。マッサージという業務自体には、その設備投資と維持費を回収できるほどの収益は無いとしても、カットやカラーリングなどのオーダーが増えることによってトータルとして見ると収益につながるのであれば、それは必要なサービスであるということになります。逆に固定客に結びつかないような赤字サービスがあれば、それは見直す必要があるということになります。このように美容室は顧客の満足度を高めつついかに収益を向上させるかを常に考えることが必要ということになります。
2016年 1月 21日 | カテゴリー: サロン記事